絶対的正義とは、誰もが認めざるを得ない正義であり、
相対的正義とは、その立場、立場によって正義は、違うという考え方。
”なんびとも、人を殺してはいけない”(この”なんびと”のなかには当然個人法人国家も入る。)というものが、絶対的正義なのだとしたら、死刑は、どうなるのか? 死刑不要論を言っているわけではなく、絶対的正義の話として、考えていただきたい。
私は 相対的正義(その立場、立場によって正義は、違う)であり、絶対的正義は、ないのだと思う。
絶対的正義に見えるものは、大多数の正義であって、一人の反対もないという意味ではないと思う。
歴史の検証(未来から見た場合、それでも正義だといえるか? そのときの状況においてはという注釈が付いての正義は、絶対的正義だろうか?)に耐えうるか?
絶対的正義はなく、相対的正義しかないから、相手の立場を考えることが必要だし、謙虚になれると思う。
自分にとって、正義でも、相手から見れば、都合が悪く、正義ではないことだって、たくさんあると思う。
それを無理に自分の正義を押し通すことは、何らかのかたちで圧力を、相手にかけることになる。
それでは、問題解決とは、何か?
結局、双方が納得できる合意点をさがすということになる。
お互いの立場をよく理解して、互いの正義と大多数の正義を考えて、決めていくことになると思う。
堺市の中心で?を叫ぶ