ジェネラル・ルージュの凱旋のジェネラル・ルージュ、速水のセリフでした。
2007年に宝島社から刊行された海堂尊の長編小説ですが、2007年に 刊行された意味は大きいドクター・ヘリが、2012年度までに37都道府県に配備されるようだ。
年間2億1000万円の経費がかかるそうで、国と都道府県が折半して、企業に運行を委託する仕組みなのだそうです。
2009年度からは地方の負担分の50%を特別交付税で、まかなう。
2010年度の春からは、財政の厳しい自治体には、80%まで引き上げた。
ただ、いつまで運行経費を国頼みで出来るかは不明。
また、滋賀県は大阪府と協定して、大阪大学医学部付属病院のヘリの共同利用を始める計画とのこと。
滋賀県担当者いわく”県内では充分な救急専門医が確保できない”とのこと
兵庫、京都、鳥取の3府県はドクターヘリを共同で運行し、兵庫県の公立豊岡病院に救急救命機器を搭載したヘリを配備。
10月末までの出動回数は511回と当初想定の230回を大きく上回る。
2007年施行のドクターヘリ特別措置法では、
”地域の実情を踏まえつつ全国的に整備する”と目標に掲げている
3年後をめどに医療保険の適用を検討することになっているが、見通しは立っていないそうである。
数年後は、
「取材のヘリは飛ぶのに、ドクター・ヘリはどうして全国の空を飛ばないんだ」
といわなくて済むのでしょうか?
――ドクターヘリとは
機内に医療機器を装備し、薬品も備えたヘリコプターで、医師、看護師が同乗してすばやく初期治療を施し、 治療を続けながら救命救急センター等の設備の整った病院に向かうことができます。
消防等から、病院にドクターヘリの出動要請があった場合、病院の敷地に常駐しているヘリコプターに医師と看護師が3分以内に乗り込み、 およそ12~13分以内に現場に到着します。ここまでの行程だけで救急車より平均30分程度短縮でき、一刻を争う救急医療で大きな効力を発揮します。
実際にヘリで搬送された患者さんのカルテを専門医が見て、従来の救急車による搬送との比較推計を行ったデータがあります。
それによると死亡率は27%、重度後遺症は45%削減でき、社会復帰できる人は1・4倍に増加。救急病院への入院日数は16日短縮でき、 112万円も入院費を節約できるとの結果が出ています。
ドクターヘリは移動時間の短縮はもちろん、救急車では容易に到達できないような険しい地域や、出入り口の少ない高速道路のようなところでも、道路事情にあまり左右されることなくすばやく現場に到着できる大きなメリットがあります。
堺市の中心で?を叫ぶ