大小路(おおしょうじ)は、摂津国と和泉国の国境となっていた道路である。
現在は南海本線堺駅と南海高野線堺東駅を結ぶ堺市道大小路線。
愛称は「大小路筋」。
1406年の初見で、大小路より北側が摂津国住吉郡堺北荘、南側が和泉国大鳥郡堺南荘となっていた。
かつての環濠都市の概ね中央を北西から南東方向に貫いており、国境の町「堺」を象徴する道である
。
国境の道としての役割は、1871年9月に摂泉国境が大和川に変更されるまで続いた。
現在
南海バスが、大小路を通って堺駅~堺東駅間を結んでいる(シャトルバス)。
1984年から、堺市が「大小路シンボルロード整備事業」として、歩道の拡幅、壁画モニュメントや噴水の整備、共同溝による電線の地中化、大小路歩道橋の架け替えなどを行った。
しかし、人通りはまばらで、市街地中心部に人と賑わいを取り戻すには至っていない。
また、堺東駅で東端を迎えてしまうため、東西幹線としての機能も堺大和高田線(堺大和路線)と大阪中央環状線(フェニックス通り)に取って代わられており、自動車の交通量も少ない。
毎年10月の第3日曜日とその前日に、堺まつりパレードが行われる。
冬のイルミネーションも 必見の価値あり。
堺市の中心で?を叫ぶ