2010年11月20日土曜日

清水寺 京都の紅葉 堺市の中心で?を叫ぶ

清水寺(きよみずでら)は、京都府京都市東山区清水にある寺。山号を音羽山。
本尊は千手観音、開基(創立者)は延鎮である。
もとは法相宗に属したが、現在は独立して北法相宗大本山を名乗る。
西国三十三箇所観音霊場の第16番札所である。
”清水寺の舞台から 飛び降りる”などといわれる本堂の舞台が音羽の瀧の上部から 見るのが 絶景のポイントです。

音羽の滝は清水寺の発祥の元になった滝ですが、名水として知られお茶を点てるのには最適の水とされています。
「新選組血風録」の「沖田総司の恋」においても、沖田の思い人「悠」が、お茶を点てる水を汲みに来るという設定で登場します。
そして、この物語は、総司が悠を思いながら滝の水に触れてみるという、とても印象的な場面で終わっています。
この作品は、沖田総司のイメージを確定した名作と言って良く、その舞台として音羽の滝は相応しい場所だったのでしょう。

清水寺の七不思議を紹介しているので観光する際に探してみてはいかがかなぁ

その1 岸駒の虎
八方睨みという独特の技術を用いて石に彫刻されている虎。
これは江戸後期のころに活躍していた画家の岩駒(がんく)が清水寺へ寄進した「虎の図」。
京都の観光スポットとして有名な清水寺の中で虎の図を知っている人はかなり少なく見落としがちな場所です。気づいた時の睨みには鳥肌ものです。

その2 阿形の狛犬
神社におかれているところを見たことがある方は多いのではないでしょうか、狛犬です。
この狛犬は通常阿吽の口を開いた阿形(あぎょう)と、口を閉じた吽形(うんぎょう)の一対の姿ですが(知ってました?)この清水寺の狛犬は両方とも阿形の形をしています。
この不思議な組み合わせの謎については未だに由来は解明されていません。
この狛犬が設置されたのは京都の芳村石材店が大正十三年(1924)に仁王門付近の石の階段などの大修理の際に同時に設置したものだか。そこには設置年数の起債などはされていない代わりに「清水普門会」と「音羽婦人会」とだけ記載されています。
ちなみに清水寺は寺ですので神社ではありませんがここに阿吽の狛犬が置かれているのは清水寺の奥に地主神社があるため。 
阿吽(あうん)とは人間の生死の瞬間の姿を表しているといわれており、万物の初めと終わりを意味しています。

その3 カンカン貫
清水寺への参拝客が最初に目にする、立派な仁王門。通称、赤門とも呼ばれます。
この赤門の右側みんなが触っているのですり減ってしまっています。
これは七不思議の中で最も有名なカンカン貫(ぬき)です。
通称赤門の西側、東側の木口に爪でかいてできたくぼみがあり、一人が耳をあて、一人が爪で叩くと、「カンカン」と澄んだ音が聞こえてくるのです。
清水寺周辺で生活している人々は誰でも知っているくらい親から子へ代々教えられているものです。
その4 三重の塔(東南角)のみ龍の鬼瓦
その5 6本足の鐘楼
その7 平景清の足型石
その6 梟の手水鉢
その8 水がないのにかかる轟橋
その9 弁慶の指跡
その10 景清の爪彫り観音
その12 弁慶の鉄下駄

七つじゃないですよね

清水寺では春・夏・秋と季節毎に夜間の間主要な建物をライトアップし夜の時間になかなか入ることのできない夜お寺の境内を散策して楽しむことができるように配慮された特別な拝観が行われています。

今年の漢字

奥の院で毎年恒例となって行われている行事。1995年から日本漢字検定協会が主催している今年の一文字を書き表している。すごく注目度の高いイベントで毎年12月の漢字の日に行われている

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